八重洲会 設立100周年記念 総会・新年懇親会 開催報告
八重洲会は大正12年(1923年)に誕生した日本で一番古いフランス料理人の会であり、お陰さまで2023年に設立100周年を迎えることができました。
この節目を盛大にお祝いすると同時に、新たなる一歩への出発点となるよう祈念し、2023年1月30日(月)に綱町三井倶楽部にて「総会・新年懇親会」を開催いたしました。
当日は、別館にて金章授章式が行われ、正会員21名、賛助会員5名に金賞メダルとディプロムが授与されました。
その後の総会では、会員数125名、うち出席者80名、そしてあらかじめ委任状をいただいた22名を含め 本総会が成立することが議長の松山昌樹執行役員から宣言され、議案すべてが承認されました。
会場を本館に移し、新年懇親会が行われました。村田会長のご挨拶のあとに、本年度の金章授章者のご紹介、そして、2022年度の新会員のご紹介のため、皆さまステージに登壇いただきました。その後、綱町三井倶楽部の鯨井明代表取締役社長様よりご挨拶を賜りました。和田総料理長によるお料理説明の後、1月23日、25日に行われた「味覚の授業」について動画で報告が行われました。
斉藤哲二執行役員に乾杯のご発声をいただき、食事がスタートいたしました。
エントランスには美しく盛り付けられた前菜やアミューズが華麗にディスプレイしてあり、大食堂には伊勢海老のテルミドール、蝦夷鮑のオランデーズソース焼きなどの温かいお料理、名物のスッポンのコンソメやおでんまで!隣のお部屋にはデザートとフルーツの数々がずらりと並び、胃袋が足りないくらいです。
綱町三井倶楽部は初代会長の岩堀房吉氏が調理顧問として、その知識と技術を伝承してきた由緒ある場所。受け継がれてきた伝統料理に改めてクラシックの素晴らしさを再認識いたしました。和田総料理長をはじめ、スタッフの皆様のお陰で100周年にふさわしいお料理でおもてなしいただき、参加者は3年ぶりの懇親会で楽しい会話や懐かしい交流、美味しいひとときに笑顔が溢れました。
出席された会員の皆様には、この日のために制作した「100周年記念バッジ」が贈呈されました。
宴もたけなわとなり、名残惜しいですが最後に岸義明執行役員より締めのご挨拶が述べられ、八重洲会の歴史と伝統を引継ぎ、後世に残すべく活動を続けることを皆で決意いたしました。
来年(2024年)の総会・懇親会会場は村田会長が名誉総料理長を務める「ホテル椿山荘東京」にて開催いたします。2024年1月29日(月)の予定です。
是非とも今からご予定に入れておいてください。